「星になった少年」

観てきましたよ。一人映画inレイトショー。
わたくし、一人でレイトショーに行くのが好きなんですよ。こら、根暗じゃないぞ。
あの研ぎ澄まされた夜の夕闇と、殆ど人のいない館内。
バイト終了間際でダルさを醸し出している店員。


その空間に一人、まるで波にぷかぷか浮かんで漂うような感覚の中で
ちょっぴり哀愁も混ざっている。そんな空気がとっても好きなんです。



主演は、前作「誰もしらない」で話題になった柳楽君。
前回の映画「誰もしらない」も都心までわざわざ見にいってきました。前作は精神的にキツい内容でした。
でも今回のは夢あり、感動あり、優しさがあり。凄く大きかったスケールが。
でもやっぱり最後は‥という感じの展開でした。


ただ、とても面白かったです。観に行かれてはいかがですか?と勧めさせて頂きます。


以下はネタバレしない程度の感想のみです。
個人的私情ばかりなんで、読み飛ばして下さい。




(以下続き)



ウチの弟に柳楽君って凄い似てるんですよ。バリ似っていうかさ。
だから、スクリーンを通しているとどうも他人のような感じがしなくて。。


前回、笑っていいともの「テレフォンショッキング」に柳楽君が出演したのをチェックしたんですけど、
プライベートだとやっぱりまだまだ若い。ぜんぜん喋らないし無礼者でした。(笑)
年頃の男の子ってあんな感じなんだよね。自分の若い頃も重なったり、経験アリで笑っちゃうよ。

でもスクリーンを通すとぜんぜん違うのね。やっぱ凄いわ彼。
そして今回のキャストですけど、ハマり役ばかり。常盤貴子が凄く良かったです。もちろん高橋克実さんもね。


内容に関しては公開されたばっかりなので書かないようにしときます。
見終えた時にはうっすら涙なんか浮かべてしまった。
映画見たって泣けないのにね。あそこまで登場人物の心情や色々が分かった事ってそうそうにないなあ。
なーんかね。自分が生きてきたなかで色々悩んだりしたこととかがさ、
映画の中にも登場してきていて、主人公や、その母親、父親。みんな気持ちが分かるんだよね。


見終えてからさ、本当に色々考えてしまって。
今までの人生についてとか、これからの生き方とか。果ては人を愛する事の意味とかさ。


最近、今の大学にいる意味が少し薄れてきていて、
色々考えたりもしたんだよ。
うーん。センチメンタルな気分だ。



ナーテーさん応援ページとして作ったんだけどさ、
ココは学校関係者はあんまり知らないのもあるし、色々書きたい事もあったりするんだよね。
音楽や映画を聴いて観て感動した事、それを聴いて観て思った事。
それは日常に結びつくあらゆる問題の種だったりする事が大抵なんだけど、
それを聴いて観て思った事をリアルに残しておきたいって思うんだ。


読み返した時にその時自分が思っていた事が蘇って、それが将来に繋がったらいい。



そんな事を思いつつ、
人知れず我が家で缶Beerを開封してしっぽりと飲む。


良いものと出会えた後は、お酒が美味しいと思う。
また観たいなあ。あの映画。